■タグ「コーラス」

■ARION SCH-Z STEREO CHORUS 改造

ARION SCH-Z STEREO CHORUSといえば激安のわりに良いということで評判です。しかしながら音量が上がるとか低音出すぎとかいう問題もあります。そこで改造を施してみることにしました。

回路図がネット上には無いみたいなので、採取してみることにしました。正直すごく大変でした。
Arion SCH-Z Stereo Chorus schematic(画像クリックで拡大)
14_37_1Arion_SCH_Z_sch.gif




改造していきます。

まず、ステレオは使わないので部品をとっぱらいました。オペアンプの使わない入力はアースに落としておきます。あとコンデンサをところどころ交換してみました。音質が上がったような気分になります。

トーン回路の周波数特性をシミュレーションしてみました。
14_37_2SCHZf.gif
青がトーンつまみ0、緑が5、赤が10です。ただしポットがBカーブでのシミュレーションです。実際にはAカーブなのでつまみが真ん中ぐらいだと低域が強調されてしまいます。これがブーミーだといわれる原因だと思います。Aカーブだとだいたい7ぐらいで特性がフラットになるみたいです。

どうもこの低域をブースト/カットするトーン回路は使えなさそうです。なので部品を取っ払って下図のようにしました。
14_37_3SCHZmod.gif
ポットはエフェクトレベルの調整になります。同時にR27は22kΩにしてます。ただしAカーブなので最後のほうで急に音量が上がります。まぁ音量を上げることはまずないと思うのでよしとします。

C30を大きくするとエグい感じになりますが、結局47pがベストみたいで変えていません。

LFOの回路はよく知らないんですが、C32を小さくすると揺れのスピードが上がります。ステレオ化をなくして余ったスイッチを加速スイッチにしました。

↓改造後中身写真(クリックで拡大)
14_37_4SCHZin.jpg
ベタですがLEDは青に変えてます。ジャンパーだらけですが、なかなか使いやすくなったんじゃないでしょうか。


もっと簡単な改造

トーンコントロールは右に回すほど低音カットになる、ということを頭に入れておけばそれほど使いにくくないかもしれません。それでも音量を小さくしたいなら、R27(ステレオアウト側はR33)を82kΩや100kΩにすれば改善できそうです。ただしコーラスのかかり方が薄くなります。

■フォトカプラ(LED+Cds)の製作・マッチング

14_22_1PH.jpg
Bumper crop studioのHEY VIBEを製作するには欠かせないLED+Cdsです。今回省スペース化を狙おうということで、普通とは違い縦型で作ってみました。

写真一番上がLEDとCdsです。LED+Cdsのフォトカプラは秋月電子の通販で1個200円みたいです。高輝度LEDとCdsバラバラに買うと1個45円になりました。たくさん作るならだいぶ得です。縦型にするためCdsは足を折り曲げています。

写真真ん中がとりあえず熱収縮チューブでつけてみたところです。私の場合この段階である程度値をそろえておきました。9V、1kΩの抵抗をLEDにつないでCdsが320Ωぐらいでした。

写真一番下がさらに熱収縮チューブをかぶせたものです。すると値がまた変わったりします。でも熱収縮チューブでくっつけてるだけなので、また分解して別の組み合わせで測定できます。光が結構漏れている(=外からの光が中に入っている)んですが、エフェクターの内部はほぼ真っ暗だろうからよしとしました。

意外と値がそろわなくて、分解してはまた別の組み合わせで…の繰り返しでした。なんとか4つマッチングしましたが、完全に光が漏れないようにして作った方が良かったのかもしれません。せっかくなので抵抗をいろいろ変えて値を測定し、グラフにしてみました。

14_22_2PH2.gif
見づらいんですがそれだけそろってるってことでしょう。結果どうなるかはHEY VIBEを作ってみないとわかりません。

参考ページ:Takeda's HomePage

■John Hollis Zombie Chorus

02_12_1ZombieChorusP.jpg
John Hollisさんが考えたらしいZombie Chorusというコーラスです。GEOの回路図を参考にしています。何やら"reincarnation of the EH Small Clone and Roland CE-1"らしいです。

▽回路図
GEOZombie Chorus プロジェクトファイル(pdf)

MXRサイズにするのは結構大変でした。私はスイッチはナシにしてソケットで切り替えるようにしました。少しだけクロックノイズ(SPEEDのテンポの合わせて出るボツボツ音)が出ていたので、 SPEEDポットの配線を短くしたりINとOUTの線をシールド線にしたりしました。するとまったくクロックノイズは聞こえなくなりました。ただ MN3007のせいかシャーというノイズは少し残っています。まぁギターを弾いている間は気にならない程度なのでよしとします。

回路はコーラスとしては最小でしょう。でも充分使えます。やはり部品が多ければいいってもんじゃないですね。CE-1風の薄いコーラスと SmallClone風の厚いコーラスが切り替えられます(両方とも使ったことないので似てるかどうかはわかりません)。少し金属的で冷たい印象もありますが、私は好きな音です。SPEEDツマミをMAXにするとリングモジュレーター風の怪しい音が出て面白いです。ホントにゾンビが出てきそうです。

写真では結構明るい青ですが実際は結構暗い青です(スプレー缶にはウルトラマリンと書いてあった)。ノブや文字もクリーム色です。LEDは青の平べったいやつにしてみました。なのでかなりProco RAT風に光ります。Procoがこんな感じにシリーズを出したら売れる…かもしれません。

追記:LFOはバイアスを別にするというのをhammer.ampage.orgで見たので、新しいレイアウトで作り直しました。
▽新レイアウト(旧レイアウトは削除)
02_12_2ZombieChorusL.gif
抵抗やコンデンサを追加してます。これだと特に対策をしなくてもクロックノイズは入りません。でもシャーをいうノイズはどうしても消えないみたいです。あとそういえばIC1はNJM4580ではダメみたいです。TL072やNJM4558では大丈夫でした。

再追記:シャーをいうノイズはギターのボリュームを0にしても(入力レベルに関係なく)入るみたいです。なので入力をできる限り大きくした後、全体のレベルを下げてノイズを減らすことを考えました(ホントは高音域だけでやる方法らしいです)。具体的にはR4/R3の比率を上げ、最後にトリマー(またはボリュームポット)でレベル調整します。自分はR4を220kΩにしました(計算上ノイズが-6dBくらいになるのかな?)。もっと大きくした方が効果が出るけど、やりすぎると歪みそうです。

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