■タグ「ビブラート」

■ビブラート/コーラス(Pure Data パッチ)

ディレイの時には[delread~]からディレイ音を出力させましたが、ディレイタイムを連続的に変化させる場合は、[vd~](variable delay)を使います。LFOで周期的にディレイタイムを変化させると、ディレイ音の音程が揺れてビブラートがかかり、原音とビブラート音を足せばコーラスとなります。
03p_202_1chorus.pngこのパッチをダウンロード
LFOの出力はトレモロの時と同じ三角波ですが、abs関数を使うと簡単になると気づいて式を変更しました。出力範囲は0~1で、[*~ ]により振幅が調整されます。[+~ 3]を入れているのは、[vd~]の最短ディレイタイムが64サンプル分(44100サンプリング時1.5ms)となっているためで、一応余裕をみて3ms足しています。

ビブラート音をフィードバックさせればフランジャーとなりますが、いまいち数値の調整がうまくいきませんでした。今後使いたくなったときに作るかもしれません。



【depth計算について】

通常のコーラスエフェクターは、揺れのスピードを遅くすると効きが浅くなります。今回のdepthコントロールでは音程を変える幅が設定され(いわゆるデチューン機能)、rateを変更しても効果が変わらないようにしました。具体的には、最大で約25centピッチが変化するように調整しています。

詳しい原理は省くとして、例えば1000Hzの信号に可変ディレイをかけるとします。1秒間かけて徐々にディレイタイムを0から100msに変化させたとき、ディレイ音は100Hzズレて900Hzの音になります。同様に、0.5秒間かけてディレイタイムを0から25msへ変化させたとき、ディレイ音は50Hzズレて950Hzとなります。このように、比例計算によって周波数の変化幅を調節できます。

■Bumper crop studio HEY VIBE

02_39_1HeyVibeP.jpg
Bumper crop studioのHEY VIBEです。

▽回路図(入手できなくなったようなのでアップしておきます。2016年11月)
02_39_2HeyVibeSch.gif
※Easy Vibeの回路図を参考に、LEDの向きを訂正(2017年3月)

▽レイアウト
02_39_3HeyVibeL.png
▽PCB(横58.4mm縦48.3mm)
02_39_4HeyVibeLP.gif

強引にMXRサイズに詰め込んでみました。小さいLED/Cdsじゃないと無理そうです(LED/Cdsの製作記はこちら)。しかもスイッチがあるので裏蓋も削ってなんとかしました(下写真参照)。
02_39_5HeyVibeU.jpg

実は去年既に完成してたんですが、コーラスモードがいまひとつだったのでしばらく放置していました。変調感が強い気がします。まぁでもこんなもんだと思ってあきらめます。ビブラートモードはなんともいえないすごい音ですね。Bumper crop studioのサウンドサンプルの通りです。

ついに面倒になってラベルも貼ってないです。そのうちボリュームとレゾナンスをなくして組み込みなおすかもしれません。

(2016年11月9日回路図・PCB追加)

■フォトカプラ(LED+Cds)の製作・マッチング

14_22_1PH.jpg
Bumper crop studioのHEY VIBEを製作するには欠かせないLED+Cdsです。今回省スペース化を狙おうということで、普通とは違い縦型で作ってみました。

写真一番上がLEDとCdsです。LED+Cdsのフォトカプラは秋月電子の通販で1個200円みたいです。高輝度LEDとCdsバラバラに買うと1個45円になりました。たくさん作るならだいぶ得です。縦型にするためCdsは足を折り曲げています。

写真真ん中がとりあえず熱収縮チューブでつけてみたところです。私の場合この段階である程度値をそろえておきました。9V、1kΩの抵抗をLEDにつないでCdsが320Ωぐらいでした。

写真一番下がさらに熱収縮チューブをかぶせたものです。すると値がまた変わったりします。でも熱収縮チューブでくっつけてるだけなので、また分解して別の組み合わせで測定できます。光が結構漏れている(=外からの光が中に入っている)んですが、エフェクターの内部はほぼ真っ暗だろうからよしとしました。

意外と値がそろわなくて、分解してはまた別の組み合わせで…の繰り返しでした。なんとか4つマッチングしましたが、完全に光が漏れないようにして作った方が良かったのかもしれません。せっかくなので抵抗をいろいろ変えて値を測定し、グラフにしてみました。

14_22_2PH2.gif
見づらいんですがそれだけそろってるってことでしょう。結果どうなるかはHEY VIBEを作ってみないとわかりません。

参考ページ:Takeda's HomePage

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