■タグ「歪み」

■TUBUNATOR

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オペアンプで歪ませたエフェクターが実は一番偶数次倍音が出るのではないかと思い製作してみました。ケースは以前作ったPINK LLAMAのものを流用しています。有名なピンク色のエフェクター、ARION TUBULATORをもじってTUBUNATORと名づけました。

▽回路図
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PINK LLAMAの歪みの部分を変えただけです。歪みやすいように5.6Vに電圧を落としていますので、使えるオペアンプは限られてきます。たぶんFETを使ったICがいいだろうということでOPA2134を使用しました。バイアス電圧を変更できるようにトリマーをつけましたが、結局真ん中がいいかなと思ったので、あまり意味ないです。

▽レイアウト
02_137_3tubunL.png
▽PCB(横55.9mm縦45.7mm)
02_137_4tubunLP.gif

音を聞いた感じでは、なんとなく真空管の荒々しさが出ているような気がしています。いろいろオペアンプを変更して波形・倍音を測定してみたいと思います。

(2016年11月9日部品リスト・PCB追加)

■歪みと波形・倍音その3(真空管他)

久方ぶりに波形・倍音を調べました。

歪みと波形・倍音 記事一覧



【Fender Champ Amp AA764改】
(ローゲイン)
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偶数次倍音が多く出てきています。

(ハイゲイン)
12_135_2ChampHighGain.gif
やはり奇数次倍音より偶数次倍音が多いです。波形は今までにない変な形ですね。



【Tube Drive 200V】
(ローゲイン)
12_135_3TubeDriveLowGain.gif
Champと同様偶数次倍音が多く出てきています。

(ハイゲイン)
12_135_4TubeDriveHighGain.gif
波形はChampと違いますが、奇数次倍音より偶数次倍音が多いです。



【BOSS BD-2 Blues Driver】
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波形に丸みがあります。回路図からするとJFETとダイオード(対称)両方の歪みがありそうです。意外と偶数次倍音も出てきています。



【PINK LLAMA】
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真四角な波形です。LEDクリッピングに似ています。偶数次倍音は少なく、真空管に近いとは言えなさそうです。



・総評(のようなもの)

一般的に真空管の歪みというのは偶数次倍音が多いと言われています。今回調べてみて、偶数次倍音が奇数次倍音より多いというのがポイントかもしれないとわかりました。ただそれを真空管以外で再現するのはなかなか難しいようです。ネットで検索しても調べている人が少ないです。今後いろいろ試していきたいと思います。

■PINK LLAMA

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Red LlamaというエフェクターはCD4049というデジタル回路用のロジックICを使われています。この種類のICの歪みがどういうものか気になり製作してみることにしました。(名前はLlamaですが、ひよこのページのクランチドライブを元にしています。)

▽回路図
02_134_2pinkllsch.gif
バッファー→トーン回路→増幅(歪み)という構成になっています。74HCU04もCD4049と似たようなICです。MOS-FETが入っていて、真空管に比較的近い特性を持っているらしいです。
トーン回路は通常歪ませた後に入っていることが多いですが、今回は歪ませる前に持ってくるようにしました。ギターアンプのパワーアンプ部で歪ませるイメージです。またもSansampのトーン回路を流用しました。操作した感じでは特に低音の調整がしやすくなった気がします。
74HCU04は動作電圧が2~6Vなので電圧を9Vから下げなければいけません。単に下げるだけでは面白くないので、LM317を使って電圧を可変にしました。当初は外部ポットで電圧を変更して歪み調整しようとしましたが、操作性がイマイチだったので結局トリマーにしました。とりあえず私は3.5Vに調整しましたが、もっと低くすれば深く歪みます。

▽レイアウト
02_134_3pinkllL.png
▽PCB(横55.9mm縦45.7mm)
02_134_4pinkllLP.gif
LM317が大きいですが意外と余裕があるレイアウトになりました。最近は無理せずジャンパーを使うようにしています。シルバーマイカコンデンサが余っていたので使いましたが、やっぱりデカ過ぎです…

電源電圧の調節は思ったより応用が利きそうです。使用するギターの出力に合わせて変更したり、歪みの可変幅を変更したりできます。ただ肝心の歪みの違いは私の耳ではあまりわかりませんでした。

(2016年11月9日部品リスト・PCB追加)

■BOSS BD-2 Blues Driver

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なんとなく回路が面白そうだったので作りました。BOSS BD-2 Blues Driverです。部品数が多めで実機が高価でないためか、自作されている方は少ないような気がします。

▽回路図
02_131_2BluesdSch.gif
ライトバージョンということで、入力と出力のバッファ回路等を省いてトゥルーバイパス用になっています。電源部分の抵抗やコンデンサの値も多少違いますが、あまり出音には影響ないでしょう。

▽レイアウト
02_131_3BluesdL.png
▽PCB(横55.9mm縦48.3mm)
02_131_4BluesdLP.gif
元の回路図のC17(上の回路図のC12)は文字がつぶれていて判読しづらいですが、たぶん0.0068μFだと思います。歪みの調整幅が広いのは、ゲインにデュアルポットを使っているためなんですね。Youtubeで聞く限りではそれなりに実機の音を再現できているようです。

(2016年11月9日回路図・部品リスト・PCB追加)

■BGM DRIVER

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ベース用オーバードライブを作ってみました(スイッチを付けギターにも対応)。名前が全然思いつかなくて困りました。まぁBass、Guitar、原音Mixの略のような感じです。

▽回路図
02_119_2BGMdSch.gif
非反転増幅の歪み音と原音をブレンド→トーン回路といった単純なものです。Sansampのトーン回路をそのまま流用しています。トリマーでゲインを上げることもできますが、深く歪ませるのはあまり想定していません。カップリングコンデンサを入れすぎな気はしていますが、念のためということで…

▽レイアウト
02_119_3BGMdL.png
▽PCB(横55.9mm縦48.3mm)
02_119_4BGMdLP.gif
今回からDIY Layout Creatorを最新のものにしましたので、解像度がよくなりました。ギター用に切り替えるスイッチは基板上のソケットにジャンパーを差し込む形式にしています。

音はありふれた歪みかなと思いますが、やはり原音を混ぜられるのはよいです。ギターでもほんの少し歪ませるというような音作りもしやすいです。目的通りのものを作ることができたかなぁと思います。

(2016年11月9日部品リスト・PCB追加)

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