■タグ「波形・倍音」

■歪みと波形・倍音その2(FET)

前回に続き他の回路で波形や倍音を調べてみました。例のごとく回路図が正しいという保障はありません。ありあわせの部品で組んだので定数が引用元と異なる場合があります。

歪みと波形・倍音 記事一覧



・(たぶん)JFETの歪み
前回の回路にひよこのページのミニブースターを直結してみました。意外と歪みます(IC部分ではほとんど歪んでないはず)。
12_20_1DC2.gif

12_20_2JF.gif
今までに無い波形です。LEDより少しだけ丸みがあるようです。倍音はシリコン非対称と似てます。

・(たぶん)MOSFETの歪み
歪み歪め歪んでくれのSuper Edge 2というファズを参考に、MOSFETをつなげてみました。JFETのときより歪んでます。
12_20_3DC3.gif

12_20_4MOS.gif
ちょっと角ばっていて非対称っぽいです。ICの歪みに似てます。

・総評(のようなもの)
いろいろ測ってみましたが前回のシリコンダイオードが一番無難かもしれません。本当は奇数次倍音が少ないのを見つけたかったんですが…
ただ上記2つの歪みはなかなか面白そうなので、ちゃんと勉強していつか1つのエフェクターとして作ってみたいですね。

■タグ : 歪み 波形・倍音

■歪みと波形・倍音その1(ダイオードの種類)

クリッピングに使うダイオードは歪みの音色に深く関わっているとされています。私はイマイチ違いがわからないのでブレッドボードでいろいろ試してみました。
基本的なことは一庵堂にある「ダイオードクリッパー」の項を参照してください。

歪みと波形・倍音 記事一覧



とりあえずテキトーに回路を組んでみました。
12_19_1DC.gif
これだけでもちゃんと動くみたいです。私は電気的知識に乏しいのでどこか間違ってるかもしれません。とりあえず爆発はしません(笑)。この回路でダイオードのところをいろいろ換えて倍音や波形の特性を見てみます。

・クリッピングなし(ゲイン500倍くらいで測定)
12_19_2NON.gif
倍音が豊富です。ただ歪ませるにはかなりゲインを上げないといけないし(ノイズも増える)、サスティンもないのがナンです。

・1S2076A対称(ゲイン100倍くらいで測定)
12_19_2SIL.gif
1S2076Aは1N4148と互換(らしい)のシリコンダイオードです。波形が丸っこい感じになってます(ゲインを上げても同じような形)。奇数次倍音ばっかりです。

・1N60対称(ゲイン500倍くらいで測定)
12_19_3GE.gif
1N60は一般的なゲルマニウムダイオードです。全然歪まないなぁと思ってたら変な波形でした。使えなさそう…

・LED(赤色3mm)対称(ゲイン500倍くらいで測定)
12_19_4LED.gif
クリッピングなしの場合と波形が似てますが、奇数次倍音ばっかりです。

・2SK30ATM-GR対称(ゲイン100倍くらいで測定)
12_19_5FET.gif
2SK30Aは一般的(と思う)JFETです。1S2076A対称の場合より波形が角ばってます。

・1S2076A×2と1S2076A非対称(ゲイン100倍くらいで測定)
12_19_6SIL2.gif
当たり前ですが波形が非対称になりました。偶数次倍音が出てます。

・1S2076A+1N60と1S2076A非対称(ゲイン100倍くらいで測定)
12_19_7SILGE.gif
偶数次倍音が若干減ったような感じです。

・総評(のようなもの)
歪みといってもいろいろな波形や倍音の出方があることがわかりました。私の耳では大して違いがわからないんですが、強いて言えばクリッピングなしが好みです。このコンテンツの意味ナシ(笑)。真空管の歪みがどんなものなのか、いつか測定してみたいものです。

■タグ : 歪み 波形・倍音

■ひよこのページ ドライブブースター

02_6_1KRDriveP.jpg
ひよこのページのドライブブースターです。以前キットではないトーンなしバージョンの方を作っていました(初自作エフェクター)。やはり半田付けとかが汚かったので作り直しました。これは初めて自作するのにオススメですね。かなり使いやすいエフェクターだと思います。

▽回路図
K&RドライブブースタKIT マニュアル

▽レイアウト
02_6_2KRDriveL.gif
基板はポットを一体にしてみました。トーンと他のポットが近すぎた感があります。またもダイオードを交換できるようにソケットをつけてます。でも結局デフォルトが一番気に入っています。

回路がチューブスクリーマーっぽいので色を緑にしました。実際は写真よりエメラルドっぽいです。

追記:色を塗りなおしてシールも変えたので画像差し替え

▽周波数特性
02_6_3KRDriveF.gif
ゲイン真ん中ぐらいで測りました。青がトーン10、赤がトーン0です。若干こもってる感じがしないでもないです。

▽波形・倍音特性
02_6_4KRDriveS.gif
ゲインフル、トーン真ん中で測りました。非対称クリップのはずだけどあんまりそうは見えない波形ですね~倍音も少ないしちょっと期待はずれです。出音は好きですけど。

■Z.VEX FuzzFactory MOSFETバージョン

02_8_1FuzzFacP.jpg
歪み歪め歪んでくれのr0r0さんが考えたという MOSFETを使ったFuzzFactoryです。やっぱりゲルマニウムトランジスタは温度特性は悪いらしいのでこちらにしました。以前FuzzFace を作ったときはゲルマニウムトランジスタだったんですが、発振しまくりだったのでバラしてしまいました。

▽回路図
松美庵FuzzFactory 製作記事

またポット一体型でレイアウトを考えてみました。
▽レイアウト
02_8_2FuzzFacL.gif
最初なんかイマイチだなぁと思っていたらGATEとCOMPの効きが逆でした。もともとよくわからんコントロールなのでそのままでもいいかと思いましたが一応修正しました(2007年8月10日)。

普通のFUZZの音から飛び道具的発振まで幅広く使えます。適当にツマミをいじってたらラジオの音も出てきました。まぁたぶん普通のFUZZの音しか使わないと思います。

MXRサイズで5個のポットは精度が要りますがなんとかなりました。まだ写真は撮ってませんが、今回は塗装せず少し磨いた程度です。鏡面加工にしようとしたが途中であきらめました。どうせ使っていくうちに傷がつくでしょう。

追記:写真撮ったので画像差し替え

▽波形・倍音特性
02_8_3FuzzFacS.gif
GAINフル近くにして測りました。かなり四角くてゴツゴツした波形で、ファズのイメージどおりな感じです。倍音も豊富みたいです。

■ひよこのページ ディストーション

02_5_1KRDistP.jpg
ひよこのページのディストーションです。基板とポットを一体にしてみました。

▽回路図
K&RディストーションKIT マニュアル

▽レイアウト
02_5_2KRDistL.gif
ゲインを上げるためのトリマーをつけています。また、ダイオードは交換できるようにICソケットをつけてます。きちんと音は出ましたが間違ってる可能性はあります。写真では電解コンデンサが斜めになっていたりしますが良い大人はマネしてはいけません。

回路としてはMarshall The Guv'norと似ています。それにならってダイオードはLEDにしてみました。まさに王道のディストーションといった感じでしょうか。使いやすいです。もう少し高音が出てもいいかもしれませんが、でかい音を出してないのでなんともいえません。

見た目はProco RATみたいにしてます。ディストーションはLEDが赤っていう勝手なイメージがありますね。せっかくポットの配列を横一列にしたのでノブをそのうちそろえたいです。

追記:ノブをそろえたので画像差し替え・レイアウト若干修正

再追記:レイアウト若干修正

▽周波数特性
02_5_3KRDistF.gif
青がトーンフル、赤が0です。ゲインをフルにして測ったからなのか、かなりミッド寄りという感じですね。

▽波形・倍音特性
02_5_4KRDistS.gif
偶数次倍音もけっこう出てます。

(2009年1月4日作り直しました)

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