■実験等

■東芝 充電式IMPULSE 充電池(006P型)について

エフェクターを使う上で欠かせない006P型9V電池ですが、今は100円ショップで簡単に安く手に入るようになりました。しかしながらライブの度に買い換えている人も少なくないと思います。

そこで充電式の9V電池を試してみました。東芝の「充電式IMPULSE」充電池が入手性と信頼性を考えるとよいのかなと思います。以前DLGと書いてある紫色の9.6V充電地が安売りされていて買ったのですが、充電1回目で膨らんできたため捨てたことがあります……

とりあえず手持ちの006P型電池の寸法(単位:mm)と重量を測ってみました。
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・ダイソーマンガン乾電池(中国製) 25.7×17.0×48.0 38.3g
・ダイソーアルカリ乾電池(中国製) 26.0×17.1×48.0 43.8g
・IMPULSEニッケル水素電池(中国製) 26.3×15.6×48.3(公式サイト:27.0×16.3×48.8) 39.0g
・日本工業規格(JIS) 26.5×17.5×48.5
大きいといわれているIMPULSEですが、実測ではなんとか規格範囲内です。

電圧はe電子工房というサイトの「バッテリ容量比較(006P)」にGPニッケル水素電池のデータがあるので参考になります。IMPULSEも測定してみましたが大体同じような感じです。公称電圧8.4Vですが、9V程度出るので普通のアルカリ電池と変わりありません。

通販サイトのレビューによると放電しすぎると充電できなくなる場合があるようですが、私は今のところ問題なく使えています。充電時間がもう少し速ければいいなと思います。

■ARION SCH-1 STEREO CHORUS 修理

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ARION SCH-1 STEREO CHORUSをジャンクで入手したので修理しました。

ジャンク扱いの理由は「音×」となっていました。確かに一応音は出ますがガサゴソ音が出たり音が小さかったりするようです。ジャック部分を掃除して、電解コンデンサを交換するとあっさりと直りました。

私はビンテージ物に興味はないので改造しました。使わないトーン部分やステレオ機能を省き、中身がスカスカになっています。そのうちさらに改造するかもしれません。



ARION STEREO CHORUSについてメモしておきます。

現行品は型番SCH-Zでスリランカ製、以前こちらの記事で回路について書いています。SCH-ZDという代理店オリジナルのモディファイモデルも発売されています。

型番SCH-1のものは旧型で現在は製造されていませんが、いまだに人気らしいです。ケースが灰色のものが初期の日本製で、基板を見ると「PRINCE JAPAN SCH-1a」と書いてあります。ケースが黒色のものは後期のスリランカ製のようです。現在出回っているSCH-1の回路図はおそらく後期型で、私が今回入手した初期SCH-1から少し回路が変更になっています。具体的にはR60、R61、C39、C40あたりの部品が追加されています。音に関してはあまり影響はないと思います。

SCH-ZとSCH-1との大きな違いはトーン回路のようです。コーラスエフェクターは原音にビブラート音を混ぜることによって効果を得ますが、SCH-Zではビブラート音に対しトーン回路が働き、SCH-1では原音に対しトーン回路が働きます。トーン回路自体も違うものが使われています。

■PLAYTECH 7BAND EQUALIZER改造

グラフィックイコライザはスライド抵抗用のケース穴加工が難しく、なかなか自作は面倒かと思います。そこで市販の格安エフェクターPLAYTECH 7BAND EQUALIZERを買って改造してみました。
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ケースは折り曲げ式の金属製で結構丈夫なようですが、アースにきちんとつながってなさそうだったので内側の塗装を一部剥ぎました。また、ゴム製の枠を加工して分解するとき枠を取り外さないでいいようにしています。

改造前の中身は下写真です。基板を取り外すには片方のジャックの半田を除去する必要があります。
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中身がかなり汚れていてだいぶ年月が経っていそうです。とりあえず電解コンデンサは全部交換しました。

回路図をとってみました。結局作った方が早かったかもしれません…
PLAYTECH 7BAND EQUALIZER SCHEMATIC 画像クリックで拡大
14_121_3PTGE7sch.png

予想通りBOSS GE-7とほとんど同じです。少し周波数がズレていますが、まぁ問題ない程度でしょう。周波数の計算はDGB Studio等のサイトでできますので、好みの周波数に変えるのもよいと思います。

改造した点ですが、R14、R23、R26を82kに変更してBOSS GE-7の値に合わせました。また、ベース用に使うためC1、C23を470nにして気持ち低音が減りにくくしました。一応トゥルーバイパス化も行いました。改造前の状態でほとんど使っていないため良くなったかどうかはわかりません(笑)

他の格安エフェクターもメーカーが回路図を公開してくれるとうれしいですね。モディファイ目的で買う人が増えそうだし、回路が有名メーカーと同じだとわかると安心して買えるというのもありそうだと思います。

■ポットをスイッチに改造

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 要らなくなったポットをスイッチとして使ってみました。上写真のような簡単な改造です。
 まず、ペンチ等でツメ部分を曲げてフタのようなものを取り外します。中の構造は簡単で、黒い抵抗の部分を金属の端子がこするように回転して抵抗値が変化するわけです(なんだか重要な部品のわりには頼りない感じもします)。
 そして、抵抗帯をニッパー等で取り去ります。写真のように片方の端子も切り取ってしまったほうがよいと思います。切り取った側の端子は回転する金属の端子が引っかかってしまいスイッチとしての機能に不安があるためです。
 フタのようなものを元に戻せば完成です。ポットを最小にした時だけ端子同士が接触しオンになるというスイッチの役割を果たします。まぁあまり信頼性があるスイッチとはいえませんが…

 今回はポットをつける穴が余っていたベースにミュートスイッチ(キルスイッチ)をつけるという形で利用してみました。他にはハムバッキングピックアップのタップスイッチとしても大丈夫そうです。どうでもいい用途にはこのスイッチで充分だし、見た目が変わらないのがよいです。

■スプリットシャフト用ノブをソリッドシャフト用に改造

ボリュームポットのシャフト径はインチサイズ(1/4インチ=6.35mm)やミリサイズ(6mm)があります。さらにシャフトの形もスプリットシャフト(ローレットシャフト、ギザギザがついたシャフト)やソリッドシャフト(ギザギザなしのシャフト)、Dシャフト("D"の形のシャフト)とかいうのもあって、ノブが適合しないことがよくあります。

私のギターには東京コスモス製密閉型ポット(6mmソリッドシャフト)を使用しているんですが、目盛りつきノブで気に入ったのがないため、スプリットシャフト用ノブを加工してソリッドシャフトに取り付けできるようにしてみました(下写真)。
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一番左のノブはGarrettaudioで買った目盛り付きソリッドシャフト用ノブなんですが、目盛りの向きが逆なのと360度を10等分してあるのでギター向きではなかったです。
真ん中のノブはギブソンスタイルのスピードノブ、右のはフェンダーストラトスタイルのノブです。シャフトが入る穴は6mmのドリルでギザギザを取り、横からM3規格のネジが入るネジ穴を開けました。ネジ穴を開けるにはタップという専用工具が必要なのですが、それを持っていれば簡単な加工です。ネジはホーローセット(イモネジ、止めねじ)というもので、ホームセンターで購入しました。

ノブの中身は下写真です。
14_110_2knob01.jpg
結構スカスカなので強度は大丈夫か心配でしたが、特に問題ないようです。エフェクターのノブにギター用ノブを使うのも面白いかなと思います。

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