■ギターアンプ・ベースアンプ

■NJM2073ギターアンプ

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ミニギターアンプとしてはLM386を使用したスモーキーアンプが有名です。私も自作したものを使っていたのですが、大きい音を出そうとするとどうしても歪んでしまいます。そこで、ある程度大きいクリーン音が出るミニアンプを自作することにしました。一応ミニサイズということで、卓上に置けて9V電池駆動可能なものにします。

まず電力効率がよいD級アンプを考え、PAM8408というICを試しました。しかしギターを繋いでみると、過大入力時にミュートがかかるらしく音が途切れ途切れになりうまくいきませんでした。他にもいろいろとD級アンプICはありますが、新たに購入するのが面倒だったので、昔何かのついでに買っていたNJM2073Sを使うことにしました。

NJM2073は、LM386と同程度のゲイン・出力の回路が2つ入っているパワーアンプICです。TDA2822という互換品もあります。BTL動作だと9V、8Ω負荷で3W以上出力がありそうです。スピーカーは出力に余裕があるものがよいだろうと思い、秋月電子の8Ω10Wのものにしました。

▽回路図
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簡単なオーバードライブ回路を前段に入れてスイッチで切り替えるようにしています(※トーンを上げすぎると発振するかもしれません)。プリアンプ部分は単なるフェンダー型トーン回路です。NJM2073の電圧利得が高い(+44dB)ため、ゲインはあまり上げなくても大丈夫だと思います。

パワーアンプは今後変更するかもしれないので別基板にしました。通常、出力には発振防止のための抵抗とコンデンサ(Zobelフィルタというらしい)を入れます。データシートでは抵抗が1Ωですが、歪みやすい気がしたので10Ωにしました。コンデンサはありあわせの100nFですが問題ないようです。NJM2073「S」(SIP9ピンパッケージ)は生産中止品で、「D」(DIP8ピン)とピン番号が違うので間違えやすいです。

▽レイアウト
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▽PCB
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ケースはタカチMB-3(90×60×125mm)です。スピーカー部分の穴あけ精度はイマイチですが、円状なのでそれほどズレが気になりません。意外と内部スペースがあるので、スピーカーの配置は真ん中でもよかった気がします。

どのくらいの音量かマイク録音して調べてみました。クリーン音のまま出せる音量は、ドレッドノートサイズのアコギをストロークしたときと大体同じくらいでした。歪むくらい音量を上げていくと、ケース自体が振動してジワジワ移動し始めます。大きい音を出すには、やはり頑丈なケースが必要となるようです。まぁそれなりの音量でクリーン音が出すという目的は達成できました。今後テスト用アンプとして使っていく見込みです。

■Fender Champ Amp AA764改~木工編~

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以前作ったChampですが、真空管がむき出しのままだったので、木でキャビネット的なものを作りました。まぁ切ってボンドとネジで組み立てただけで、取り立てて説明するようなことはありません。塗装は水性ニスだけで済ませました。
適当に安いパイン材を近所のホームセンターで買ったのですが、結構反っていて苦労しました。合板や集成材の方が反りにくくて使いやすいかもしれません。

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真空管アンプだとどうしても図体が大きくなってしまいます。

■Fender Bassman 30 修理

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Fender Bassman 30というアンプをジャンクで入手しました。詳細はよくわかりませんが、裏パネルのシールにFender Japanと書いてあります。全く音が出ないので心配しましたが、スピーカーに繋ぐ配線が外れていただけでした。

せっかくなので電解コンデンサ、電源スイッチやネジ類を交換しました。内部の様子は下写真です。
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回路図は採取していません。パワーアンプICはμPC1188です。よくコンプレッサーに使うICのCA3080が入っています。過大入力が入ったときにLEDが光るようです。トーンコントロールはよくあるドンシャリのパッシブトーン回路だと思います。

■アッテネーター 8Ω 60W

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アンプのカテゴリではないかもしれませんが、アッテネーターを作りました。作ったといっても単にGarrettaudioの8Ω(60W)のアッテネーター(ボリューム)にジャックをつないだだけです。思ったよりサイズが大きかったので、タカチの少し大きめのケースです。念のため側面に放熱用の穴を開けました。シャフトが長いためワッシャーの下にそこらへんにあった缶のフタを使っています。

先日自作したChampにはマスターボリュームがついていないので、歪ませる場合はどうしても音が大きくなってしまいます。そこでアッテネーターを使うわけですが、あまり音量を小さくすると高域が下がってしまいますね。まぁあまり気にしないことにします。

■タグ : アンプ

■Fender Champ Amp AA764改~後編~

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初めての真空管ギターアンプですが、あっさりと完成してしまいました。真空管はすごく熱くなるので本来はカバーか何かをつけないといけません。
ケース内部は下写真です。
07_88_2Champi.jpg
あんまりキレイとはいえません。まぁこんなもんでしょう。ラグ板はトランスを取り付ける穴を利用して取り付けました。部品レイアウトは一応手書きで書いていたんですが、ほとんどその場で考えながら組み立てました。ですのできちんとしたレイアウト図はありません。初めて単線をたくさん使いましたが、撚線より使いやすいですね。シャーシはタカチTM-180(W180×H40×D130)というアルミケースです。厚さ1mmなので強度が不安です。真空管の穴はハンドニブラ-で開けました。

動作中の各部の電圧は以下のようになりました。
[12AX7]
ピン1:151V ピン3:1.2V ピン6:156V ピン8:1.1V
[6BQ5(EL84)]
ピン3:8.1V ピン7:252V ピン9(B3+):247V
[電源]
整流直後:286V B2+:263V B1+:232V ヒーター:5.7V(AC)
※くれぐれも感電に注意!!

やはりヒーター電圧はちょっと足りません。でもちゃんと動作してるようです。他も設計と若干ずれてるところもありますが、大体OKです(真空管ギターアンプは結構いい加減に作っても動くらしい)。出力は計算上では3.8Wといったところです。歪ませた音を出したいときはラインアウトを使います。アッテネーターが欲しいところです。

完成後に気づいたのですが、回路図の可変抵抗の向きが間違っていましたので前編の記事を修正しています。ボリュームの配線は間違いやすいのでその場で考えて配線した方がよさそうです。

電源トランスと出力トランスの磁束の向きが同じみたいなのでハムノイズが心配でしたが、全然問題ないようです(防磁ケースなのかも)。音はというと、これぞ真空管の音(ということにしておきます)。そのうち録音環境が整ったら波形も見てみたいと思います。

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